小屋の音 coya-note

ニッケ鎮守の杜にある「galleryらふと」と「手仕事の庭」のこと。

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ピクニックに出かけよう 3.31

加藤仁志・川端健夫・武井春香
三人展
ピクニックに出かけよう、開催中です。

今日は染織家、武井春香さんのご紹介をします。

たけいバッグ

丁寧な織りのバッグ。
丁寧、という単語は、手しごとのものを言葉で表す時の常套句になりがちですが、
武井さんの織る布は正真正銘の丁寧なのです。見れば見るほど。
着物地の織の職人さんの経歴もお持ちだからです。
けれど、きれいにしなくちゃ、丁寧にしなくちゃ、を目指して織っているのではなくて、
やっぱりきれいだと気持ちがいいよね、と思いながら織っているそうです。
バッグづくりの修行をされたとのことで、
荷物をいれた時や手に持った時の力のかかり方の原理にしたがって、仕立てています。

たけいストール

ストールはミントやモモで染められています。

たけいトート

スポンジで作った型に、自家製柿渋をしみこませて、布に染めつけてゆきます。
おにぎりや、カップとスプーンのピクニックの柄、クッキーやそばぼうろ柄。

武井さんのおうちは干し柿農家。
間引きをした青柿からミキサーでジュースをつくり、染料として使っています。
夏はフレッシュな青柿、
それ以外の季節の制作のために青い実を冷凍しておいて、その都度ジュースをつくるそうです。
ポイントは、実の状態で眠らせておくこと。
ジュースの状態で冷凍すると、渋が抜けてしまうそうです。

ジュースの時は色がついていないため、
スポンジ型を当てたところが濡れているのを見ながら柄を並べて作ってゆきます。
渋の成分がないと柿渋色にはならないので、
渋いかどうか、ぺろっとジュースを舐めて確かめてから。
想像するだけで、しぶーいです。

干し柿農家の仕事で、柿の皮を剥く時のこと。
作業用のエプロンには渋がついて、どんなに洗濯しても落ちないほど、
しっかり染まっているそうです。わざと、手に着いた渋をエプロンにつけてみたり。
武井さんにとって、柿渋というものが小さな頃から身近だったことがわかります。
(小学校の頃は、武井さんの住む地域の小学校では
「お家の干し柿づくりを手伝いましょう週間」があるのだそう!)

しましまさんしまい

しましまトート、さんしまい。
こちらは、スポンジタイプの刷毛で染め付けています。

一枚の大きな帆布にまずは染め付けて、
それをトートやフロシキ用に裁断しているのかと思い、
「一度に染める布はどれくらいの大きさなのですか」と伺うと、
裁断の方が先で、ここがマチで、フチがここだから、ここに染液をのせる...などと、
全て計算されていることがわかりました。

しましまトートの底は、たてよこしましまになっているのも楽しいです。
電車などで座った時に、トートの底を見せて膝の上に置きたい感じです。

武井さんは6日(日)にも在廊です。

出展者のご紹介は、逆あいうえお順に。
明日は川端健夫さんの木工。


ざあざあ振りの雨の後、桜の花色濃く。
さくら

花の蜜を吸いに、鳥がやってきます。
水(雨)を含んでしなやかになった枝に止まったとたん、
自分の重みでぐぐぐと枝がさがり、鳥、大慌て。
でも蜜を吸うのをやめようとはしません。春の雨上がりの光景。

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