小屋の音 coya-note

ニッケ鎮守の杜にある「galleryらふと」と「手仕事の庭」のこと。

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ととん、ちくちく 革の手縫いワークショップ

革作家Ohamaさん講師のワークショップ
ととん、ちくちく 革の手縫いカードケースを開催しました。

タンニン(植物の渋)鞣しの革を用いた、
Ohamaさんの手によるバッグやポシェット、財布やポーチなどの革作品は、
研究を重ねた丁寧な作り、愛らしいデザイン、上質な素材...と、
使っていてとても気持ちがよい作品です。



準備万端、道具が美しく並びます。
今回の素材は2枚に切り出された革と麻糸。



キャメル、ターコイズ、ピンクの中から好きな革の色をお選びいただきます。
どれもきれいな色です。特にターコイズが人気でしたね。
まずはカードの取り出し口となる2辺を、革用の、ふのりをつけて布で磨きます。
手早く磨いて、摩擦熱で定着させるのがポイント。



革の切り口がピカピカになりました。



次に、革にととん、と穴を開けます。
革ならではの工程その1です。
菱形に穴が空くフォーク型の目打ちを槌で打って、ととん、とん、とん。
思い切って、とんとん。
革をきれいに気持ちよく縫うためには、この穴が決め手になります。
「きれいに、気持ちよく縫う」いつも丁寧なお仕事のOhamaさんらしい言葉です。



穴が開きました。のりで2枚を張り合わせて、次は糸選び。
Ohamaさんのご用意くださった、たまねぎや藍で染めた麻糸3色、
鎮守の杜からは、コブナグサ、サクラ、コブナグサとサクラを合わせて染めた3色、
計6色から1色を。
みなさん、楽しみながら悩んでいらっしゃいました。



革ならではの工程その2。
選んだ糸にロウづけをします。ミツロウとマツヤニがベースのロウ。
糸の毛羽立ちがまとまり、堅くなってきます。
きれいに縫い上げるためにしっかりと、これもポイント。

ととん、ちくちく 021

その3。
革を器具に固定し、ここで2本の針の登場です。
一本の糸の両端に針を通し、穴にかけていきます。
両端を両手で操るので、結ぶ、という感覚に近い様に思いました。
もちろん、結び目はないのですが。
ちくちく、ちく。
縫うのは3辺。2枚の革が糸で固定されて、ひとつのカードケースの姿になってきます。
コツを掴んでもくもくと。

ととん、ちくちく 013

ととん、ちくちく 027



ととん、ちくちく 055

仕上げに、始めと同じふのりを縁につけて磨きます。
この磨き加減はお好みですが、磨けば磨くほどツヤツヤに。
仕上がりの印象が違ってきます。

fc2blog_201204241716535d3.jpg

お互いの配色の感想を伝えたり、和やかな雰囲気でした。
さっそくパスケースとして、活用される方も。

革と道具に触れ、
磨いて、穴を開けて、糸にロウをつけて、縫って、磨いて磨いて、磨いて,,,使う!
たっぷりの2時間半。
「今日は作る楽しさを味わって、これからは使うことを楽しみたいです」と
お客様から仰っていただけました。

Ohamaさんからの革のお話も伺いました。
はじめの革(牛革)の大きさは一枚あたりだいたい、らふとの机三台分程もあるそう。
部分によって表情や堅さが異なるため、それぞれの作品にあった部分を切り出して、
作品を作られています。
上質なタンニン鞣しの革は使い込むと、味わいや艶が出てきます。

ととん、ちくちく、
革を使う楽しみ、長く味わっていただけますように。



お茶菓子に庭のミントとタイムを合わせました。
今年は早くから、ハーブたちが元気です。

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